VOICES
社員紹介
設計から現場業務まで広く携わりながら、
新たな領域で学び、活躍の場を広げていく。
技術部電気システム課 / 2022年入社
天野 かのん
Amano Kanon
大学では有機化学を学び、研究室で触れた試験機に興味を持ったことが当社への志望動機に。異なるバックボーンを持ちながら、入社後は社内教育により電気の知識を身につけ、着実に成長。現在は、入社3年目にして全自動引張試験機の主力担当者の1人として活躍中。退勤後や休日にはショッピングを楽しんでいる。
試験機の電気・ソフトの設計や、開発に関わる業務が私の役割です。今は、ゴムなどの素材の耐久性を測る全自動引張試験機を中心に複数の製品を担当しています。
全自動引張試験機は入社1年目の秋から担当しており、設計は主に特注をいただいた際に製品をカスタマイズする形で進めています。設計図面の作成にとどまらず、プログラム、配線、検査、設置など最後まで携われることは、機械や電気への理解を深められる貴重な経験です。
最近の勉強会ではC#を学ぶなど、ソフトウェアのプログラミングにも挑戦中です。今後はこうした経験や新たな学びを自分なりに整理しながら、体系化して仕事に活かしたいと考えています。社内は周囲の先輩に質問しやすい環境ですし、さまざまな知識を得て幅広く対応できる技術者になることが目標です。
当社で活躍する技術者は約50名で、女性技術者は2名です(2024年11月現在)。モノづくりの現場にも徐々に女性技術者が増え、試験機を設計する際には女性の利用を考慮して進める必要があります。安全面での基準が高まる中で、女性目線を活かして私なりに製品開発に携われたらと思います。
入社1年目から主力商品の開発を担当。
コミュニケーションを磨き、成長を目指す。
技術部メカニカル設計課 / 2023年入社
高尾 基介
Takao Kisuke
大学で機械工学を専攻し、設計の基礎を学ぶ。就職活動では機械設計を志望する中で、最初に見つけた東洋精機製作所を志望し入社。1年目から当社の主力製品の一つ『ラボプラストミル』をはじめ、担当製品を増やしながら活躍の場を広げている。休日には趣味のカラオケでリフレッシュ。
機械製品の設計、図面作成、検査、サンプルテストのほか、納品や不具合対応時の客先訪問にて月2~3回ほどの出張も対応しています。幅広い業務に対応する中で意識していることは、時間管理です。1週間、1ヶ月先を見越してスケジュールを立て、すぐに対応できる業務は後回しにしないように心がけています。
複数機種の設計業務を担う中で、周囲のフォローに助けられている場面が多く感謝しています。上司や先輩は知識が豊富ですし、仕事の進め方も見習うべき点が多々ありますね。コミュニケーションの大切さを実感し、部内はもちろん、営業などの他部門やお取引先、お客様と円滑に連携をとれるように成長したいと考えています。良好な人間関係は仕事のモチベーション向上にもつながるので、コミュニケーションスキルを磨けるように頑張りたいです。
その点、当社は定期的に学ぶ機会があります。入社1年目にはビジネスマナーや設計に必要な基礎知識を学び、2年目には2~3ヶ月に1度ほど勉強会やセミナーに参加しました。製品開発にダイレクトで活かせるので、意欲も高まります。
今後は、先輩や上司に助けていただいたように、新たに入社される方をサポートしたいですね。視野を広げ、私からアプローチできるように成長したいです。
各部門との連携を重ね、裁量を手に
現場の最前線で多様なユーザーニーズに応える。
技術部メカニカル設計課 / 2018年入社
根岸 渉
Negishi Wataru
大学では機械工学を学び、就職活動では技術職を志望。設計を中心にしながら現場での作業まで広く携われる仕事を望み、生まれ育った東京に拠点を構え、ワークライフバランスにも魅力を感じた当社への入社を決める。プライベートは、ロードバイクを楽しむなどアクティブに過ごす。
私は設計から設置まで広く担いながら、現在は約10種の製品に携わっています。メインとなる担当者を中心に複数のメンバーで対応できる体制は、当社の助け合う社風が表れていると思います。意見やアイデアを伝えやすい社風も良いポイントです。
試験機は装置を更新するタイミングが10~20年の長いスパンで、技術の進化が加速し安全面の強化が求められる今、ニーズが多様化しています。特注での対応が増える中では、営業と連携した対応が欠かせません。他業務と並行しながら打ち合わせを重ね、開発に3~4ヶ月間ほどの期間を要することもあります。研究開発部門や生産部門の技術者に意見を伝えながら、信頼関係を築いて開発を進められることは、私にとっての確かなやりがいですね。
設計力を磨くには、エンジニアリングへの興味や主体的な取り組みが必要です。その点、設計にとどまらず検査や設置などの現場業務も対応できることは開発者にとってプラスになると思います。さまざまな機器に触れながら、設計意図を理解し知見を深められる点も魅力的です。
振り返ってみると、後輩から質問を受けた時にパッと話せるようになったことは成長の証だと感じます。新たに入社された方の成長を後押ししながら、私も技術者としてより成長していけたら嬉しいですね。